過剰歯と欠如歯➀

今回は歯科医師の島添が担当します(^^)/

 

お子さんの歯がなかなか生え代わらないと「どうしたのかな?」と不安になりますよね(>_<)

歯が生え代わる時期は個人差があるとはいえ、不安を感じたら一度あご全体を写すレントゲン写真を撮って調べると安心でしょう。

レントゲン検査で何事もなければ「のんびり屋の歯だな( ゚Д゚)」と思って、定期的に診てもらい、生え変わるのを見守っていけばいいのです(*^^*)

ところが何か問題があって永久歯の生え変わりがうまくいかない場合は対処が必要です。

その問題の中でも特に多いのが、過剰歯と欠如歯です。

【過剰歯】分な歯が顎の骨の中にでき永久歯が生え代わるのを

邪魔する歯のこと。日本小児歯科学会の調査では約30人に1人。

【欠如歯】永久歯の数が足りないこと。日本小児歯科学会の調査では約10人に1人。

どちらも先天的なもので原因は不明ですが歯が育っていく過程で永久歯の芽が余分にできたり、できなかったり、途中で育たなくなったりして起こると考えられています。

参考文献NICO