お口の働き 豆知識
唾液のはたらきには・・・物を食べたり飲んだりしやすくする作用や、歯や粘膜を外傷から守る保護作用、お口の中の洗浄作用、味覚に関わる溶媒作用などがあります。
お口の健康にとって大切な唾液ですが・・・唾液はいつまでも十分にあるわけではありません。様々な原因によって、唾液の量が減ってしまうことがあります。
その原因として・・・薬の副作用・放射線治療の副作用・全身の病気・加齢・ストレス・咀嚼回数の低下・舌や顔面の筋力の低下
唾液が減ってくると、二次的に様々な影響が出てきます!
●口腔乾燥症・・・唾液の保湿作用が現象しますから、お口が乾燥します。
●味覚障害・舌痛症・・・粘膜を保護する作用も減少しますから、食べ物の味しなくなったり、お口の中がピリピリすることもあります。
●感染症・・・唾液の抗菌作用が失われ、お口の中を綺麗にしてくれる作用も減少しますから、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。ひどくなると、舌やお口の中の粘膜にカビが生えてしまうこともあります。
●誤嚥性肺炎・・・お口の中の細菌が増えるので、風邪や誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。
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誤嚥性肺炎とは・・・?食べ物や唾液、口腔や咽頭の細菌、逆流した胃液や胃の内容物が誤って気道(肺までの空気の通り道)へ入ったことによって起こる肺炎のことです。
高齢期になると、飲み込む機能が衰えるため、誤嚥性肺炎にかかりやすくなります。
誤嚥性肺炎の予防のポイント
○口腔ケアをしっかりとして、口腔内を清潔にしましょう。
○食事の際の姿勢、一口量や食べるペースにも気を配りましょう。
○食事の後すぐに横になったりすることも、逆流性食道炎や誤嚥の原因となります。
○飲み込みやすい調理の工夫をしましょう。
お口の働きを維持するためには・・・?
セルフケア
ご自身でのお口のお手入れ
・毎日のお手入れ
毎食後、就寝前に効果的な歯磨きをすることです。お口の清掃にはまず、お口に合った歯ブラシで正しく磨くことが大切です。
入れ歯を使用されている方は、食後や就寝前に歯を磨くと同時に入れ歯を洗って清潔にすることが大切です。かかりつけの歯科医院で指導を受けましょう。
プロケア
専門家によるお口のお手入れ
・まずは、むし歯や歯周病、歯が抜けた状態のままにせず、治療しましょう。
そのまま放置すると、噛めないことでお口の状態は、知らないうちに悪化するばかりです。またそれに伴い、お口の働きも低下してきます。
歯科医院は治療のみではなく、予防・メインテナンスも行っていきます。
かかりつけの歯科医院で、定期健診や、歯のクリーニングをしてもらいましょう。
~北九州市・社団法人北九州市下歯科医師会のパンフレットより~