ホントに怖い!「根面う蝕」

今回は受付の河野が担当します(*^-^*)

加齢や歯周病により歯肉(歯茎)が下がると歯の根が露出し、見かけも気になりますが、それ以上に問題なのが、歯の根の表面はとてもむし歯になりやすいということです(>_<)

噛むところの歯の表面はピカピカなのに根元がむし歯になってしまい、最終的には折れてしまうことも。。。せっかく残せていた歯を失いかねない「根面う蝕」(根面のむし歯)について、お話します!(^^)!

根面う蝕とは、歯肉(歯茎)が下がって露出した根面にできるむし歯のことです。

歯冠部はきれいなのになぜ根面だけがむし歯になってしまうのか。。それは根面の構造と組成にあります。

根面はセメント質と象牙質からできていますが、セメント質は薄いためすぐに細菌の酸で破壊させてしまいます。

そしてむきだしになった象牙質は、エナメル質より歯の成分が溶け出しやすく、そのため歯冠部は無事でも根面だけがむし歯になってしまうのです!!

根面の象牙質は約30%が有機質(コラーゲン)です。これが根面う蝕の進行が止まりにくい理由の一つです。

参考文献NICO

気付かないうちに進むこともあるので、定期検診でチェックしてもらいましょう(^^)/

ガムピーリング(歯茎のホワイトニング)

みなさん、ガムピーリング(歯茎のホワイトニング)はご存知ですか?(*^-^*)

ガムピーリングとは、喫煙や先天的な理由によりメラニンで黒ずんでいる歯茎を、きれいなピンク色の健康的な歯茎にすることです!

【治療の流れ】

1、歯茎の表面を消毒し、表面麻酔を塗布しなるべく痛みのないように行います。

2、メラニンで黒ずんでいる部分にフェノールを塗布。

3、アルコールで中和する。

すると施術の直後に歯肉の表面に白い膜が張り、2~3日でふやけた膜が徐々に剥がれはじめます。そして、1~2週間ほどで、黒ずみのないきれいなピンク色の歯茎がよみがえります。

施術後もまだ黒ずみが気になるところは、2回目を行っていきます。

【村上歯科での症例】

before

after

 

こんなに綺麗になりました(*^-^*)

気になる方はいつでもご連絡ください♪

11月お知らせ☆彡

こんにちはヾ(≧▽≦)ノ

だんだんと暖房も必要になってくるくらいの日も出てきましたね( ゚Д゚)

皆さま、かぜなどひかないようにお気をつけください!!

 

お知らせです☆彡

診療時間が変更している日があります。

11月14日(水)は休診

11月17日(土)は1日診療しています。

(9:00~13:00、14:00~18:00)

 

誠に勝手ではありますがよろしくお願いしますm(__)m

洗口液の選び方&使い方②

前回は洗口液を選ぶときのポイントをお伝えしました(*^-^*)

今回は洗口液うを使うときに気を付けて頂きたいことをお伝えします♪

★バイオフィルムを歯ブラシで壊す★

歯ブラシでバイオフィルム(プラーク)を取り除いて、洗口液の成分が作用しやすい状況をつくりましょう!!細菌は舌や粘膜にも生息しているので、歯ブラシをお口の粘膜にもやさしく当てたり、舌ブラシで舌苔をとると、さらにグッドヾ(≧▽≦)ノ

★バイオフィルムが厚くなる前に洗口液を★

歯みがきから時間がたって、バイオフィルムが厚くなる前に洗口液を使って細菌を撃退しましょう!

★20~30秒しっかりすすごう★

ラベルに掲載されているように、所定の量を口に含み、20~30秒すすぎます。

 

今回は歯周病に効く洗口液の説明をしていきましたが、むし歯になりやすい方は歯周病予防を目的としたものよりも、フッ素入り製品が適していることがあります。お口の状況は人によって異なりますので、基本的にはその人のお口に合ったものを歯科医院で選んでもらい、使い方を教えてもらうのが一番です!これから新しく洗口液を使い始める、または別の洗口液を使ってみたいという方は、是非歯科医院で相談してみてくださいねヾ(≧▽≦)ノ