『唾液』のチカラ

こんにちは(o^^o)今回は歯科助手の松本が担当します。
当たり前のように私たちのお口に存在する『唾液』
唾液には様々な役割があり、お口だけでなく全身の健康にも欠かせません。
唾液の正体とは。。。?
《POINT①》血液からつくられる!
唾液の元々は『血液』です。
水分を摂取すると骨髄で血液がつくられ、その血液が唾液腺にて唾液へとつくり変えられます。
《POINT②》健康な成人で1日約1〜1.5リットルつくられる
1日のうちでも唾液の出る量は変化しており、特に就寝時に低下します。
ちなみに唾液の分泌量は加齢と共に低下する傾向があります。
《POINT③》唾液腺でつくられる
耳下腺•顎下腺•舌下腺の3つが『3大唾液腺』と呼ばれ、たくさんの唾液をつくりだします。
 
《POINT④》多くの成分が入ってます
唾液の99%以上は水で、残りの1%に様々な成分が含まれています。
 
具体的にどのような事をしてくれてるのか、お口とからだへの『唾液のはたらき』をご紹介します
 
(参考文献:nico2021.6月号)

フッ素濃度約50倍!虫歯の進行抑制薬「サホライド」

歯科医師の村上が担当します。

今回のテーマであるサホライドは1970年頃から使われている日本生まれの製品です。その成分である「フッ化ジアンミン銀」はフッ素と銀、そのつなぎとしてのアンモニアからなります。

フッ素は歯の修復を促し、歯の結晶を強くする作用があり、サホライドは通常の歯磨き粉の約50倍のフッ素濃度を誇ります。

さらに、もう一方の成分である銀”ですが、きわめて殺菌・抗菌作用が強く、その作用は虫歯菌に対しても非常に有効です。

サホライドを塗布した虫歯部分はフッ素と銀を取り込み、虫歯菌を攻撃・繁殖を抑制し、さらに歯質も強化されます。歯を削らない治療になるため近年アメリカや子供の虫歯に困っている諸外国でも再注目されているようです。

しかしサホライドを塗布すると効果と同時に虫歯部分は黒く変色するため日本では基本的に大人の歯には使用しませんが、現在では乳歯や高齢の方の根元の虫歯・器具が届かない箇所のむし歯などに対して使用されています。虫歯部分のみ黒くなるのでご自身や保護者の方がここに虫歯(=磨き残し)があったんだと気付けるといったメリットにもつながります。

今後ますます高齢化が進む日本においても、サホライドはみなさんの健康を支え続けてくれることでしょう。

 

(参照:nico 2020年9月号)

9月診療日変更のお知らせ☆彡

9月の診療日の変更をお知らせいたします(*^-^*)

9月18日(土)・25日(土)は1日診療(9:00~13:00、14:00~18:00)

9月21日(火)・22日(水)は休診

とさせていただきます。

誠に勝手ではありますが、よろしくお願いいたしますm(__)m

村上歯科新聞No.45発行☆彡

表面は「改装工事・新しいスタッフ・講習会参加」について

裏面は「見逃すな!お口の老化のサイン」

について掲載しています(^^)/☆

 

受付に置いております♪ぜひ手に取られてくださいね(*^_^*)