禁煙による口腔内環境①

今回は歯科助手の松本が担当します(^^)/

 

歯科で治療や予防を受け始めたとき、禁煙について考える方もいるとおもいますが、喫煙が歯にどのように影響を与えるか少し紹介していきます(^ω^)

①歯周病が悪化・再発しやすい

タバコの煙に含まれる有害物質は細菌から体を守る免疫細胞や、炎症などで傷ついた組織を修復する細胞の働きの邪魔をします。その為、タバコを吸う人は歯周病菌がする悪さを止める働きが弱く歯周病になりやすいので、病気の進行が速く重症化しやすいのです。治療後の治りが遅く、再発リスクも高くなります。

②むし歯になりやすい

むし歯菌も歯周病菌と同様にタバコの有害物質によって鍛えられ、パワーアップします。強くなったむし歯菌はネバネバ度の高いプラークを作って歯にくっつき、その中に隠れます。そして糖を旺盛に食べて酸をたくさん出します。この酸は、有害物質の刺激で丈夫になったプラークの外膜によって逃がさず溜め込まれます。こうして高濃度になった酸が歯を溶かし、むし歯ができやすくなっていまうのです。

③外科治療後の回復が遅い

細菌から体を守る免疫細胞や炎症などで傷ついた組織を修復する細胞の邪魔をするタバコは、外科治療後の回復の妨げになります。手術後の傷がふさがるのが遅くばい菌に感染するリスクが増えてしまうのです。

EPSON MFP image
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参考文献NICO

このようにタバコは、歯や歯茎にとっても悪い影響があります(>_<)

特に歯周病には”最大のリスク”といわれている程です!

この機会に禁煙をされてみてはいかがですか?(*^^*)

 

何か分からないことがあれば、スタッフまでお尋ねください!(^^)!