不快な口臭のふか~い話。1

今回は歯科衛生士の尾田が担当します!

皆さん『口臭』って気になりませんか?
口臭っていうとお口以外の原因を考えている方も多いですが、ほとんどの口臭の原因はお口のなかにあります!

歯周病やむし歯、舌やお口の汚れがにおいの原因になっていることが多いのです!

口臭は「生理的口臭」と「病的口臭」の2種類です。

誰にでもある「生理的口臭」
口臭はある程度は誰にでも存在するものです。
からだ本来がもつ口臭は生理的口臭と呼ばれています。
1日のうちで増減し、朝起きたとき感じる口臭は生理的口臭に分類されます。

問題なのは「病的口臭」!
一方強い匂においを持続的に発する口臭は「病的口臭」と呼ばれます。
においの原因がなくならない限り存在し続けます。
原因には歯周病などのお口の病気と、お口とつながっている身体の病気が考えられます。
歯周病のほかにも大きなにおいの元となるのは溜まったプラーク、舌の汚れです!

また、唾液の減少も口臭に影響します。
唾液には細菌を洗い流したり、細菌の繁殖を抑える働きがあります。
起床時にいちばんにおいが強く感じるのは、
就寝中は唾液の分泌が減るのでお口の中の細菌が繁殖するためです。