徹底解剖!初期むし歯

今回は歯科衛生士の徳永が担当します(*^-^*)

むし歯のでき始めである「初期むし歯」。テレビやネットでも耳にする機会が増えてきました。でも実際、どんな見かけで、どのようにできるかとなると、ご存知ない方も多いようです。今回は、初期むし歯をめぐる疑問のあれこれに白黒つけちゃいましょうヾ(≧▽≦)ノ

『むし歯は黒い』とは限らない!

むし歯というと「黒い」とか「穴が開いている」というイメージがありますが、「穴の開いていない」むし歯もあるんです!それがむし歯のでき始めの段階である「初期むし歯」です(>_<)

初期むし歯になっている部分は健全な歯がもつ透明感や光沢が失われ、白く濁った見かけになります。触ってみても凸凹はなく健全な歯と同じようにツルツルしていますし、しみたり痛んだりするような自覚症状もまずありません。

プロの目でみないと分からない!

初期むし歯の発見には

➀プラークをきれいにとって②唾液を乾かして③歯の表面を観察します

加えて④こらまでの経過と見比べて着色ではないことを確かめます。⑤歯と歯の隣り合った部分を調べるには、レントゲンも欠かせません。

※よく「何も異常がないのに歯医者さんでレントゲンを撮られた」なんて声を聞きますが、歯科でレントゲンを撮るのは「何もむし歯がないかを確かめる」ためなんです(*^-^*)

参考文献NICO0